病棟のご案内

療養病棟

南1病棟 50床(男女混合)

長期にわたり療養が必要な方が入院する病棟であり、高齢者の方は典型的な症状が顕著に現れにくく、症状からでは判断がつきにくいという特徴がありす。

また、いろいろ身体的合併症を起こしやすく、特に骨折などで寝たきりになるケースが多く見られます。

そのようなことから環境を整え、患者様の特性に応じた医療及び介護を提供するためにスタッフを配置しており、患者様及びご家族に安心して療養できるよう笑顔と思いやりをもってスタッフ一同日々努力しています。

精神療養病棟

南2病棟 48床(男女混合)

急性期を過ぎ、ある程度症状が落ち着かれ比較的長期の療養となる患者様が入院されている病棟です。

薬物療法や精神療法に加えて、社会復帰に向けて生活が出来るように治療の一環として、作業療法・レクリエーションなど、専門のスタッフが取り組んでおります。

また年間を通じて花見、観劇会、バスハイクなど積極的に院外に出て、社会に触れる活動を心掛けております。

患者様が一日も早く社会復帰でき、その人らしさを大切にしながら自立に向けてのお手伝いを致します。

精神一般病棟

中央病棟 54床 (2F男性・3F女性)

西2病棟 51床 (男女混合)

急性期及び慢性期でやや症状が不安定な患者様が入院されている病棟です。

目標としては、患者様の基本的人権を尊重し、やさしさと思いやりを持って接し、一日でも早く社会復帰出来るように、スタッフ全員取り組んでいます。

治療としては、薬物療法や精神療法に加え、院外や院内での作業療法や病院行事を実施しております。

また、患者様とスタッフが話し合い企画し、患者様の特性にあったグループによるレクリエーションも行っております。

院内での生活規則も患者様の意見を取り入れルールを共に決め、明るく楽しい病棟つくりを目指しスタッフ全員で取り組んでいます。


中央病棟
 

西2病棟
 

認知症治療病棟

西1病棟 57床 (男女混合)

認知症治療病棟では、認知症に伴う様々な症状(日付や場所・家族の顔を忘れる、判断力の低下、不眠、徘徊、攻撃的な行動など)により在宅や施設での介護が難しい方々を精神科病院としての専門的な治療を行なう施設です。症状の安定や生活機能の回復を目的に、お薬で調整したり、専門スタッフによる回想療法や各種のレクリエーション療法などの生活機能回復訓練を一日4時間、週5日しております。多職種による視点から個々の患者様の問題を検討しながらより早い対応が可能となっています。

また、患者様が安心して治療を受けていただくための環境の整備やご家族様の精神的な支援をさせていただいております。